XML

Extensible Markup Languageの略で、「拡張可能なマーク付け言語」と訳される。World Wide Web Consortium (W3C) から勧告されている仕様で、多様な情報を「意味」と「内容」に分けて記述する言語(方法)である。仕様が非常に大きすぎたためにWebでの利用には適さず普及しなかったSGMLをベースにして、SGMLから派生したHTMLのコンパクトさなどの利点や、汎用性に欠けるといった反省点を踏まえて策定された。HTMLのようにタグを使用して文書やデータの意味や構造を記述する「マークアップ言語」の1つで、ユーザーが独自のタグを指定できるため、「メタ言語」の性質も持っている。汎用のマークアップ言語として、異なるソフトウェア間の通信に使用するデータ形式や、多様な種類のデータを保存するためのファイルフォーマットの定義などに使われている。このXMLで定義されたデータを扱うデータベースのことは、XMLデータベースとよばれる。XMLで作成された文書はXML文書といい、先頭にXML標準のバージョンや使用される文字エンコーディングを示すXML宣言を記述する。また、XML宣言に続く部分をXMLインスタンスといい、文書データ本体のほか、書式を規定するルールや表示方法を規定するスタイルシートなどを記述することができる。XMLを補完するための関連技術規格も多数存在し、文書表示の際のスタイルを指定するExtensible Stylesheet Language(XSL)やCascading Style Sheets(CSS)、ハイパーリンク機能を持たせるためのXML Linking Language(XLink)/XML Pointer Language(XPointer)、文書構造を定義するスキーマ言語のDocument Type Definition(DTD)やXML Schema、Regular Language description for XML(RELAX)、プログラムでXMLを利用するためのアプリケーションプログラミングインタフェース(API)であるDocument Object Model(DOM)やSimple API for XML(SAX)などがその例としてあげられる。XMLの仕様は1998年2月に策定されたバージョン1.0と2004年2月に策定されたバージョン1.1が広く普及しており、W3Cにおいてバージョン2.0についての議論が行われているところである。

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カテゴリ: WEB担当者様向けコーダー様向け

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