XGP

「eXtended Global Platform」の略で、WILLCOMが中心となって開発した高速無線通信技術(Broadband Wireless Access、BWA)のこと。開発段階では「次世代PHS」とよばれていた。PHSの技術をベースとしており、1つの基地局がカバーする範囲が狭いマイクロセル方式をとっている。基地局のカバー範囲が広いマクロセル方式の携帯電話やモバイルWiMAXなどに比べて電波の利用効率が高く、人口過密地域でのサービス品質が高まるとされている。2007年9月にPHS関連の業界団体「PHS MoU(PHS Memorandum of Understanding)Group:現在のXGPフォーラム」が標準化し、ITU(International Telecommunication Union、国際電気通信連合)が出したモバイルブロードバンド通信規格の勧告「ITU-R M.1801」の技術にも含まれた。同様にITU-R M.1801勧告に含まれた技術として、モバイルWiMAXなどがあげられる。WILLCOM CORE XGPは、次世代PHS構想「WILLCOM CORE」の中核技術として、2009年4月よりエリア限定・法人限定の試験サービスを開始、2009年10月にはユーザー限定での本サービスを開始した。2.5GHz帯を使用しており、通信速度は上り・下りともに最大20Mbpsを実現している。ほかの高速データ通信サービスと比較すると、上下ともに同じ最高通信速度を実現している点が特徴的である。2010年2月にWILLCOMが会社更生法の適用を申請したことに伴い、XGP事業はソフトバンクなどが出資する新会社「Wireless City Planning株式会社(WCP)」に売却された。新たに「XGPサービス」の名称でサービスを提供していたが、2012年1月31日をもってXGPサービスは終了。XGPの後継通信方式である「Advanced eXtended Global Platform(AXGP)」を使用した「AXGPサービス」に統一されることとなった。このAXGPサービスは、ソフトバンクモバイルがMVNO(Mobile Virtual Network Operator、仮想移動体サービス事業者)として「SoftBank 4G」の名称で2012年2月にサービスを開始した。AXGPを使用した一般向けサービスは現在のところSoftBank 4Gのみである(2012年5月現在)。

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