WiMAX2

モバイル用無線通信技術の1つ「モバイルWiMAX(IEEE 802.16e)」の次世代規格「IEEE 802.16m」のこと。「WirelessMAN-Advanced」ともよばれる。なお、「WiMAX2(正式名称はWiMAX Release2)」は、WiMAX製品の業界団体WiMAX Forumが名付けた愛称である。2011年3月、LTEの次世代規格「LTE Advanced」と並ぶ第4世代(4G)移動体通信の規格として、国際電気通信連合(ITU)によって承認された。IEEE 802.16eでは10MHzまでのチャンネル帯域を使用し、伝送速度は下り最大64Mbps、上り最大28Mbps(ともにチャンネル帯域が10MHzの場合)であったが、WiMAX2(IEEE 802.16m)では5MHz、10MHz、20MHz、40MHzの帯域を使用可能、伝送速度も下り最大300Mbps、上り最大112Mbps(ともにチャンネル帯域が20MHzの場合の目標値)と規定された。最大移動速度については、IEEE 802.16eの60〜120km/hから、必須値で350km/h、目標値で500km/hまで改良されている。WiMAX2の高速化を支えているのは、2倍以上となったセルあたりのスループットと、より広くなったチャンネル帯域、そしてMIMO(Multi Input Multi Output)技術である。MIMOとはアンテナを複数本使用することで高速化を実現する技術で、モバイルWiMAXでは下り2×2 MIMO、上り1×2 MIMOのMIMO設定であったが、WiMAX2では最大で下り4×4 MIMO、上り2×4 MIMOまで可能な仕様となった。日本ではまだ実用化はされていないが、UQ WiMAXを提供しているUQコミュニケーションズが2011年にWiMAX2のフィールドテストを実施しており、2013年のサービス開始を目指している。現行のUQ WiMAX(モバイルWiMAXサービス)が下り最大40Mbps、上り最大10Mbps(2011年12月からは15.4Mbps)であるのに対し、WiMAX2では下り最大330Mbps、上り最大112Mbpsの高速化を実現し、さらに時速350kmの高速移動中でも通信可能と発表している。

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カテゴリ: WEB担当者様向けスマートフォンユーザー向け

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