WILLCOM CORE 3G

WILLCOMがNTTドコモのFOMA回線またはソフトバンクモバイルのSoftBank 3G回線を利用して提供している、高速無線データ通信サービスのこと。他社の回線を借り入れてサービスを提供する「MVNO(Mobile Virtual Network Operator、仮想移動体サービス事業者)」としてのサービスである。WILLCOMは2009年7月1日からXGP方式の「WILLCOM CORE XGP」サービスをモニターサービスとして法人向けに開始した。しかし、XGPサービスは基地局の構築から始める必要があり、全国展開までには時間がかかるという問題があった。そこで、2009年3月から2012年12月末までと期間を限定し、「WILLCOM CORE XGP」サービス開始までの繋ぎという位置付けで、日本通信の協力体制(MVNE)を受け、NTTドコモのFOMAハイスピード網を利用したMVNOでの通信事業を開始した。サービス名称もWILLCOMが提供する「次世代PHS」のブランド名称「WILLCOM CORE」の名を冠して「WILLCOM CORE 3G」とされた。当初は法人向けのサービスとして開始されたが、後に個人向けのサービスも開始した。しかし、2010年2月にWILLCOMが会社更生法の適用を申請したことに伴い、XGP事業はソフトバンクなどが出資する新会社「Wireless City Planning株式会社(WCP)」に売却され、「WILLCOM CORE XGP」サービス開始までの繋ぎという位置付けそのものを見直すこととなった。ソフトバンクモバイルの役員陣がWILLCOMの管財人・管財人代理に送り込まれた影響などもあり、2010年9月にソフトバンクモバイルの3G ハイスピード網を利用したサービスを新設すると発表。従前からのドコモ網を利用したサービスの店頭受付は同年9月30日で停止した。また、2010年秋以降の新規契約回線はSoftBank 3G回線でのサービス提供に変更された。2010年12月1日付けで、WILLCOMは正式にソフトバンクグループとなり、それ以降は「だれとでも定額」や「もう1台無料キャンペーン」といった料金施策を打ち出し、2011年1月には契約者数が純増に転じた。

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カテゴリ: WEB担当者様向け

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