RF

「Radio Frequency」の略で、電磁波や電気信号のうち、無線通信に利用できる周波数のこと。概ね300Hzから3THzまでの範囲のものをこのように呼ぶ。また、単に高い周波数の波を指して「RF」と呼ぶこともある。電波は周波数帯によって特性が異なり、携帯電話や無線データ通信、テレビ放送など、それぞれに適した周波数帯が使用される。周波数帯にはそれぞれ呼び名がついている。FMラジオ放送やVHF地上波・UHF地上波のテレビ放送などに使われているMHz帯には、3MHz〜30MHzの短波(HFまたはSW)、30MHz〜300MHzの超短波(VHF)、300MHz〜3GHz(3000MHz)の極超短波(UHF)などがあり、さらに高い周波数のGHz帯には、3GHz〜30GHzのセンチ波(SHF)や30GHz~300GHzのミリ波(EHF)などがある。1970年代の自動車電話などに代表されるアナログ方式の第1世代(1G)携帯電話では、極超短波にあたる800MHz帯が使用されていた。しかしその後の携帯電話加入者の増加に伴い十分な通信回線を確保できなくなり、第2世代(2G)携帯電話のサービス開始の際に1.5GHz帯が使用されることとなった。それ以降、携帯電話の電波には主にGHz帯が使われている。このように電波の周波数帯には使用できる限度があるため、様々な事業者やサービスの登場とともに、いくつかの周波数帯をそれぞれに割り振って使用している。他に日本の携帯電話の周波数帯域の例をあげると、2.0GHz帯は第3世代(3G)携帯電話に、2.5GHz帯はUQコミュニケーションズのWiMAXサービス「UQ WiMAX」とウィルコムの次世代PHSサービス「WILLCOM CORE XGP」に割り当てられている。また、2.4GHz帯は、日本では10mW以下の出力であれば無線取扱免許不要で利用できるよう開放されており、工業利用や学問研究、医療など、通信用途以外に用いられることが多い。そのため、「産業(industrial)」、「科学(scientific)」、「医療(medical)」の頭文字をとって「ISMバンド」と呼ばれている。電子レンジの電磁波も、その多くが2.4GHz帯を使用している。なお、2.4GHz帯が通信分野で全く使用されていないというわけではなく、IEEE 802.11bやIEEE 802.11gといった無線LANやBluetoothなどは2.4GHz帯を使用しており、非常に多くの機器が利用する帯域であるため、電波の干渉を引き起こす可能性があるといった問題もある。

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カテゴリ: WEB担当者様向け

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