NDK

「Native Development Kit」の略で、ネイティブAPIに基づくソフトウェアを仮想マシンなしで直接的に開発するためのソフトウェア開発キットのこと。仮想マシン上でソフトウェアを開発する方が容易な開発が可能だが、NDKを使用してソフトウェアを開発することで、パフォーマンスの向上や、ネイティブコードで開発された過去の資産を再利用することができるなど、そのメリットは大きい。代表的なNDKとして「Android NDK」がある。Android NDKは、Androidアプリケーションを制作する際に、ネイティブコードを使用したアプリケーションを開発するためのツールキットである。Androidアプリケーション内の一部のコードをC言語やC++言語といったネイティブコードで記述することができ、既存のネイティブコードを再利用できたり、より高速な処理を行ったりすることが可能になる。しかしその一方で、ネイティブコードがCPUに依存するといった問題や、互換性が低下しデバッグが難しいといったデメリットもある。Android NDKはAndroidの開発推進を目指す団体「OHA(Open Handset Alliance)」から無償配布されており、開発者向けのAndroidのサイト「Android developers」からダウンロードできる。また、Android端末向けのアプリケーションを開発するためのソフトウェア開発キット「Android SDK(Software Development Kit)」も同サイトで無償配布されている。Android SDKにはデバイスのエミュレータやデバッグツール、Eclipse向けのプラグインなどが同梱されており、Javaプラットフォームによるプログラム環境とC/C++による開発がサポートされている。なお、Dalvik仮想マシン(Dalvik VM)の働きにより、Java言語以外にも、ScalaやHeclといったJavaプラットフォーム向けの複数の言語で書かれたプログラムを動作させることができる。開発したAndroid端末向けアプリケーションをGoogle Playで販売・配布するためには、Googleアカウントを取得、Google Checkoutで開発者登録を行い(登録料25ドル、年会費はなし)、Google Playにアプリケーションをアップロードする必要がある。アプリケーションの販売価格は開発者が任意に決定することができ、有料の場合は販売価格の30%がGoogleに徴収され、残りの70%が開発者の取り分となる。

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カテゴリ: WEB担当者様向けスマートフォンユーザー向け

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