MeeGo

Intel社の「Moblin」と、Nokia社の「Mameo」という2つのモバイル向けLinuxを統合したプラットフォームまたはそのプロジェクトのこと。2010年2月のMobile World Congressで発表され、2010年5月にMeeGo v1.0がリリースされた。Intel社とNokia社は2009年6月に提携を発表し、モバイル向けLinuxにおける共通技術の開発に取り組んできたが、MeeGoプロジェクトでOSの統合にまで踏み込んだことになる。Moblinプロジェクトの運営が2009年4月からLinuxの普及・標準化を進める非営利組織「Linux Foundation」に移管されたこともあり、MeeGoプロジェクトもLinux Foundationで運営され、オープンソースモデルによる開発が促進された。MeeGoはMoblinをベースに、アプリケーション開発用のライブラリはMameoが採用していたNokia社のオープンソースGUIライブラリ「Qt」が標準となる。Moblinでは、GTKベースのGUIライブラリ「Clutter」を提供していたが、MeeGoでもClutterで開発したアプリケーションは動作可能とされている。また、ターゲットのCPUは、MoblinがターゲットにしていたIntel社の「Atom」などのx86ベースアーキテクチャのほか、MameoがサポートしていたARMアーキテクチャでも動作可能となった。MeeGo向けのアプリケーションをダウンロードしたり、購入するための「アプリケーションストア」は、Moblin向けに開設されている「AppUp Center」と、Mameo向けに開設されている「OVi」の両方が利用できるようになった。Nokia社から初のMeeGo搭載スマートフォン「Nokia N9」がリリースされることが2011年6月に発表され、同年10月に発売された。しかし、2011年2月にNokia社がMicrosoft社と提携したことで、この機種以降Nokia製のスマートフォンはWindows Phone 7 プラットフォームの端末開発に集中する方針を発表。このNokia N9は最初で最後のMeeGo OS端末となった。その一方でIntel社も2011年9月にMeeGoからの撤退を表明し、MeeGoは開発終了となっている。

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カテゴリ: WEB担当者様向け

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