iPhone SDK

Apple社が提供している、iPhoneやiPad向けのアプリケーションを開発するためのソフトウェア開発キット(Software Development Kit、SDK)のことで、正式名称は「iPhone SDK for iPhone OS」。2008年3月にリリースされ、3ヶ月後には総計ダウンロード数が25万件を突破した。2010年にリリースされたバージョン4.0からは「iOS SDK」と名称を改めた。Mac OS X向けの統合開発環境(IDE)「Xcode」をベースとしており、パフォーマンス解析ツールの「Instruments」や、開発中のアプリケーションをPC上で動作させる仮想マシンの「iPhone simulator」、ボタンやメニューなどのGUIコンポーネントを配置するための「Interface Builder」、コンパイラなどが含まれており、Objective-CとJavaをサポートしている。iPhone SDKを利用すれば、ハードウェアやOSの難しい仕組みを意識することなく、簡単にアプリケーションを開発することができる。マルチタッチや加速度センサ、GPSなどの機能を活かしたアプリケーションも、ボタンと機能の結びつけや文字入力の計算などを画面上のパーツとアクションの結びつけを行うだけで開発することが可能である。開発したアプリケーションをApp Storeで販売・配布するためには、Appleの開発者向けサポートサービス「Apple Developer Connection」に登録(無料)し、動作検証や審査を受けるための「iOS Developer Program」に加入(年会費99ドル)する必要がある。iOS Developer Programの会員のみが利用できるサイト「iTunes Connect」に開発したアプリケーションを登録し、Appleの審査を通過したのちにApp Storeに出品される。アプリケーションの販売価格は開発者が任意に決定することができ、有料の場合は販売価格の30%がAppleに徴収され、残りの70%が開発者の取り分となる。

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カテゴリ: WEB担当者様向けコーダー様向け

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