HSPA+

「High Speed Packet Access Plus」の略で、NTTドコモなどで採用している第3世代携帯電話(3G)方式「W-CDMA(Wideband CDMA)」のうち、上りの速度を最大5.76Mbpsまで高めたHSUPA(High Speed Uplink Packet Access)と、下りの速度を最大14.4Mbpsまで高めたHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)を合わせたHSPA(High Speed Packet Access)を基盤とし、さらに2倍の上り11.52Mbps、下り28.8Mbpsまで発展させた無線通信方式のこと。HSPA+は、第3世代携帯電話(3G)の通信速度をさらに高速化させた通信方式で、第4世代携帯電話(4G)が実用化するまでの「つなぎ」と位置付けられているために「3.5G」などと呼ばれるが、3.5Gという呼び方はあくまでも俗称であり、IMT-2000の公式な用語ではない。また、3.5Gと呼ばれるHSPAの発展型であるHSPA+は、3.9Gと呼ばれるLTEまでのつなぎの技術という意味で、「3.5Gと3.9Gの間」と呼ばれることもある。3.5Gと呼ばれる通信方式には、HSPA+の他にW-CDMAを高速化させたHSPA(HSDPA、HSUPA)、DC-HSDPA、CDMA2000を高速化させたCDMA2000 1x EV-DO Rev.A、CDMA2000 1x EV-DO Rev.Bなどがある。日本の3.5Gの例としては、HSDPAがNTTドコモのFOMAハイスピードやソフトバンクの3G ハイスピードで、CDMA2000 1xEV-DO Rev.AがauのCDMA 1X WINで採用されている。また近年ではさらに高速化が進んだauのWIN HIGH SPEED(CDMA2000 1x EV-DO MC-Rev.A)やソフトバンクのULTRA SPEED(DC-HSDPA、HSPA+)、イーモバイルのEMOBILE G4(DC-HSDPA、HSPA+)なども登場し、ULTRA SPEEDやEMOBILE G4では下り最大42Mbpsという通信速度を実現している。さらにNTTドコモが他社に先駆けてLTEサービスの「Xi(下り最大75Mbps、上り最大25Mbps)」を2010年12月から提供し、イーモバイルは2012年3月から「EMOBILE LTE(下り最大75Mbps、上り最大25Mbps)」のサービスを開始した。このLTEはHSDPAをさらに高速化させたもので、技術的には4Gに近いことから第3.9世代(3.9G)と呼ばれることもある。

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カテゴリ: WEB担当者様向け

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