HSDPA

「High Speed Downlink Packet Access」の略で、NTTドコモなどで採用している第3世代携帯電話(3G)方式「W-CDMA(Wideband CDMA)」を拡張し、データ通信を高速化した規格で、第3.5世代携帯電話(3.5G)の一つとされている。W-CDMAでは最大通信速度は2Mbps程度とされているが、HSDPAでは下り最大14.4Mbpsまで高速化することができる。同様に「W-CDMA」を拡張してデータ通信を高速化した規格に、上りの速度を最大5.76Mbpsまで高めたHSUPA(High Speed Uplink Packet Access)があり、HSDPAとHSUPAを総称してHSPA(High Speed Packet Access)と呼んでいる。HSPA(HSDPA/HSUPA)を利用したサービスには、NTTドコモが2006年8月に提供開始した「FOMAハイスピード」や、ソフトバンクモバイルが2006年10月に提供開始した「3Gハイスピード」がある。3.5Gの通信技術には、HSPA(HSDPA/HSUPA)のほかに、W-CDMAの高速化規格DC-HSDPA、HSPA+や、CDMA2000 1xの高速化規格CDMA2000 1x EV-DO(Rel.0/Rev.A)などがある。auはCDMA2000 1xEV-DO Rev.Aに対応した「WIN HIGH SPEED」を、イー・モバイルはHSPA(HSDPA/HSUPA)に対応した「EMモバイルブロードバンド」を提供している。さらにソフトバンクでは、2011年7月にDC-HSDPA、HSPA+に対応した下り最大42Mbpsの「ULTRA SPEED」を、2012年2月にはAXGP(Advanced eXtended Global Platform)に対応した下り最大110Mbpsの「SoftBank 4G」のサービスを開始している。ウィルコムが提供する第3世代携帯電話(3G)サービス「WILLCOM CORE 3G」は、他社の通信網を利用してユーザーにサービスを提供する「MVNO(Mobile Virtual Network Operator)」の通信サービスであるが、2010年10月からは3Gハイスピード網もそのラインナップに追加された。WILLCOM CORE 3Gは、サービス開始当初(2009年3月)はFOMAハイスピード網を利用するMVNOサービスであった。

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カテゴリ: WEB担当者様向け

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