Darwin

Appleのオープンソースおよびフリーソフトウェアライセンス規約である「APSL(Apple Public Source License)」に基づき、オープンソースとして公開されている、Apple製OS(オペレーティングシステム)「Darwin OS」のこと。IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.、米国電気電子学会)がUNIXに関する標準的なインターフェースについて定めた規格「POSIX(Portable Operating System Interface)」に準拠している。また、Appleの主力OS「Mac OS X」のカーネルを中心とした基本部分をオープンソースとして公開するというAppleのプロジェクト「Darwinプロジェクト」のことでもある。Darwinプロジェクトは1999年に開始され、はじめにAppleTalkやHFS+ファイルシステム、NetInfoディレクトリサービスなどのソースコードが無償公開された。これらのソースはAPSLに従って誰でも利用することができ、様々な開発者の手によって修正や改良が加えられた。その結果を吸収し、Mac OS Xのコアとしたのが「OSの基本部分」としてのDarwin OSである。AppleはDarwinについて、「Mac OS Xのインターフェイスの基盤となる、安定性、信頼性、およびパフォーマンスを考慮して設計された強固なコアオペレーティングシステムである。」と説明している。Darwinは、Mach 3.0マイクロカーネルといくつかのBSD(Berkeley Software Distribution)系OSをベースとして開発されており、Mac OS Xからユーザーインターフェースなどの部分を省いた、XNU(X is Not Unix)と呼ばれる基盤部分(カーネル)のみで構成されている。前述のようにDarwinはオープンソースおよびフリーソフトウェアとして公開されているため、他のフリーなUNIX同様に誰でもAPSL下での入手、インストール、運用が可能である。PowerPCベースのMacintoshだけでなく、サポートされているハードウェアドライバの問題からハードウェア構成は限定されるものの、インテル機でも動作させることができる。

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カテゴリ: WEB担当者様向け

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