ATOK

ジャストシステムが開発・販売している日本語入力システム(Input Method Editor、IME)のこと。フルスペルでは、「Advanced Technology Of Kana-kanji transfer」となるが、以前は「Automatic Transfer Of Kana-kanji」の略であるとされていた。日本語入力システムとは、キーボードからは直接入力ができない漢字などの日本語を変換・入力するためのプログラムのことで、例えばWindowsなら「MS-IME」が、Mac OSなら「ことえり」が標準装備されている。最初のリリースは1985年。MS-DOSパソコン用ではこのジャンルの定番的存在だったというほど日本語入力システムとしての歴史は長く、その変換精度の高さから多くのユーザーの支持を得ている。ジャストシステム製のワープロソフト「一太郎」に付属しているほか、ATOK単体としても販売されている。ATOKは、話し言葉や方言への柔軟な対応、専門用語辞書や辞典との連携など、複雑で奥の深い日本語を的確に変換するためのさまざまな機能を備えている。また、ユーザーの利用環境や用途などに合わせた、柔軟性の高いカスタマイズができる点への評価も高い。登場から30年近く経った現在も、より自然で変換精度の高い日本語入力システムを目指してバージョンアップを続けている。現在ではWindows、Mac OS、Linuxなど様々なOS向けの商品がリリースされており、コンピュータにとどまらず、PDAや携帯電話、スマートフォンなど、さまざまなプラットフォーム向けの商品もリリースされている。携帯電話やゲーム機、カーナビ向けの組込型製品群は「+ATOK(旧称:ATOK Pocket)」と総称される。スマートフォン向けの製品としては、2008年9月にWindows Mobile端末向けの「ATOK for Windows Mobile」を発売。2011年6月にはAndroidアプリケーションとして「ATOK for Android」を発売した。ATOK for Androidはスマートフォンでの文字入力をスムーズにするための独自のフリック入力機能やジェスチャー入力機能「フラワータッチ」を備え、パソコン用のATOKと登録単語を共有できる「ATOK Sync アドバンス」にも対応している。さらに2011年11月からは月額300円でATOK for Androidだけでなくパソコン版のATOKも利用可能なパッケージ商品「ATOK Passport」が始まった。

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カテゴリ: WEB担当者様向けスマートフォンユーザー向け

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