AR

「Augmented Reality」の略で、日本語では「拡張現実」と訳される。現実の環境にコンピュータが作り出した情報を重ねて、補足的な情報を与える技術、またはそのようにして情報を与えられた環境のこと。現実には存在しないものを仮想的に体験させるバーチャルリアリティ(仮想現実、VR)と対を成すもので、現実に存在するものに情報を補足・付加することでより深く知覚させる(現実を拡張する)ARは、強化現実ともよばれる。ARを実現するデバイスとして、従来は頭部に取り付けるヘッドマウントディスプレイや眼鏡型のシースルーディスプレイなどが検討されてきた。最近では、携帯電話など小型の移動端末機の機能・能力の発展にともなうAR技術の開発にも期待が寄せられている。ARの導入例としては、2006年から始まったルーヴル美術館での「ルーヴル-DNP ミュージアムラボ」というプロジェクトが有名である。これは、携帯端末を利用した作品の音声ガイドを行い、実写映像にCGを重ね合わせることで現実感のある映像の表現を行っている。日本では、2008年に「TechCrunch50 2008」でコンセプト発表され、2009年9月からサービスが開始されたiPhoneやAndroid端末で利用可能なアプリケーション「セカイカメラ(Tonchidot Corp.)」が代表的である。セカイカメラは、端末内蔵のデジタルカメラで撮影した画像に場所や建物に関連した「エアタグ」とよばれる文字や音声などの付加情報が重ねて表示されるというサービスである。なお、「セカイカメラ」はau携帯向けのアプリケーション「EZアプリ」で「セカイカメラZOOM」としてサービス提供もされたが、2011年11月にサービスを終了している。

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