APIレベル

Androidプラットフォームで提供されているフレームワークAPI(※)のリビジョン(修正・改訂)をバージョンで識別している数値のこと。ソフトウェアを開発する際、開発者がソフトウェアの全ての機能をいちいちプログラミングしていたのでは作業も困難で無駄も多い。APIを利用することで、開発者は規約に従って必要な機能の関数を「呼び出す」だけで、自分でプログラミングすることなく、その機能を利用したソフトウェアを作成することができる。つまりAPIは、プログラムの手間を省くために、より簡潔にプログラムできるよう設定されたインターフェースであるといえる。AndroidのフレームワークAPIは、パッケージとクラスのコアセット、マニフェストファイルで宣言する XML 要素と属性のセット、リソースを宣言しアクセスする XML 要素と属性のセット、インテントのセット、アプリケーションが要求できる許可およびシステムに含まれる許可の執行のセットにより構成されている。このフレームワークAPIの新旧を一意に識別するための値(識別子)がAPIレベルで、Android 1.0はAPIレベル1、Android 1.1はAPIレベル2、Android 1.5はAPIレベル3といったように、APIレベルの値はAndroidプラットフォームであるOSのバージョンに対応している。基本的にAPIレベルが上位(新しいバージョン)のものは、下位(古いバージョン)のものの機能を内包するという上位互換性を持つ。APIの部品がアップグレードされると、置き換えられた古いAPIは非推奨とはなるものの削除はされないので、古いAPIで作成された既存のアプリケーションは新しいAPIでも使用可能である。それぞれのAndroidプラットフォームバージョンは、厳密にはそれぞれに1つのAPI レベルをサポートしているが、それ以前のAPI レベルも全て暗黙のうちにサポートしているというわけである。アプリケーション開発者はアプリケーションの実行に必要なデバイスのAPIレベルを指定することにより、要求するAPIレベルに満たないデバイスヘのインストールをチェックして、互換性を持たないシステムにはインストールされないように条件を与えている。
※APIとは、Application Programming Interfaceの略で、コンポーネントやアプリケーション、またはアプリケーションシステムで作業する際に使用する命令や関数の集合体、またはそれらを利用するためのプログラム上の手続きを定めた規約の集合体のことである。

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カテゴリ: WEB担当者様向け

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