Adobe AIR

Adobeが開発した、Flashを利用したアプリケーションソフトをオフラインのデスクトップ環境で実行できるようにするアプリケーションランタイムのこと。「AIR」は「Adobe Integrated Runtime」の略で、「アドビ統合実行環境」と訳される。 開発コード名はApollo。特定のOSに依存しないランタイムライブラリで、現在はMac OS X、iOS、Windows OS、Android、BlackBerry Tablet OSに対応している。Flashは、Web上で動的なコンテンツや双方向性のあるアプリケーションを実現するためのソフトウェア環境で、通常、Flashで作成されたコンテンツはWebページに埋め込まれた形でユーザに配信され、Webブラウザに内蔵されたFlash実行環境「Flash Player」で再生される。Adobe AIRを利用すると、デスクトップ上で直接Flashコンテンツを実行することができる。また、Flashに限らずJavaScriptやAjax、Flexなどの技術を用いて優れた表現力や操作性を実現するRIA(Rich Internet Applications)に対応している。文書フォーマットのPDFや組み込み用のデータベースのSQLiteなどもサポートしている。Adobe AIR自体はアプリケーションではなく、アプリケーションを動かすための土台となるソフトウェアであるといえる。最初のベータ版は2007年6月に公開された。2008年2月にFlashPlayer 9に対応したバージョン1.0をリリース。2010年10月リリースのバージョン2.5でAndroid、BlackBerry Tablet OSに、2011年3月リリースのバージョン2.6でiOSに対応するようになり、スマートフォンアプリでも使用できるようになった。2011年10月リリースのバージョン3.0からはGPUによる3Dにも対応している。最新のバージョンは2012年6月に公開されたAdobe AIR 3.3(2012年6月現在)。対応する Flash Player は 11.3となっている。また、Adobe AIR 3.3とAdobe AIRアプリケーションを構築・展開するためのツールであるAdobe AIR 3.3 SDKはAdobeの公式サイトから無償でダウンロードすることができる。

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カテゴリ: WEB担当者様向け

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