Access Linux Platform

ACCESS Systems社(元PalmSource社)が開発した次世代Palm OSのこと。「ALP」と略される。現在はACCESS Systems社を傘下におさめたACCESS社から提供されている。日本の携帯電話では、NTTドコモのN-03CやP-04Cなどに採用されている。オープンでカスタマイズ性の高いLinuxをベースとした携帯電話向けプラットフォームで、携帯端末向けのOSにミドルウェア、アプリケーションなどを統合している。Garnet OS(旧称Palm OS)を継承しており、ユーザーインターフェイスは従来のPalmOS Releaseに近い。ACCESS Linux Platform Product Development Kit(PDK)を用いることで、ユーザーインターフェースをカスタマイズすることもできる。Javaや従来のPalm OS、GTK+、GNU/Linuxシェルアプリケーションにアプリケーション互換性を持たせるようなレイヤーを持つことが大きな特徴。Linuxをベースとしたモバイル向けソフトウェアプラットフォームの策定・推進に取り組む業界団体「LiMo Foundation」が規定する仕様もサポートしている。スマートフォン向けとしてACCESS Linux Platformが、MID(Mobile Internet Device)向けとしてACCESS Linux Platformが用意されている。スマートフォン向けのACCESS Linux Platformは、広範囲なデータ接続オプションを備え、JavaやWeb 2.0アプリケーション環境をサポートしている。開発者向けコミュニティ「ACCESS Developer Network(ADN)」からサードパーティ製のネイティブアプリケーションをインストールすることもできる。MID向けのACCESS Linux Platformは、常時接続のモバイルデータサービスをサポートし、PC環境のようなインターネット環境を実現している。また、Location Based Services(LBS、位置情報サービス)をサポートし、MID向けのアプリケーション要件を十分に満たすことができる。ACCESS Linux Platformのメディアアプリケーションとミドルウェアは、オープンソースのマルチメディアフレームワーク「Linux GStreamer」をベースにしている。Linuxネイティブ、Garnet OS、Java、NetFront Widgetsの実行環境もサポートしており、サードパーティ製アプリケーションの広がりも期待できる。

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カテゴリ: WEB担当者様向け

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