ダイナミックHTML

マークアップ言語である「HTML(HyperText Markup Language)」の拡張仕様「Dynamic HyperText Markup Language」のこと。略して「DHTML」と表記されることもある。Webページに動的でインタラクティブな表現を追加するために使用される。メリットとしては、ActiveXコントロールやJavaアプレットのような処理が重い技術を使用せずに動的ページを作成できるという点が挙げられる。ダイナミックHTMLは特定のマークアップ言語を指すものではなく、CSS(Cascading Style Sheets)やJavaScriptといったクライアントサイドスクリプト言語を用いてHTMLの内容を動的なものに変えるWeb技術を指す抽象概念ともいえるもので、1997年にMicrosoft社とNetscape Communications社(1998年に米国AOL社に買収)との間に起こったブラウザ戦争の結果生まれた技術である。AJAX(Asynchronous JavaScript + XML)などの関連技術が普及するようになった2000年代に入ってから広く使われるようになった。HTMLで作成したWebページは基本的に静的な(動きのない)Webページとなるが、ダイナミックHTMLを使用すると、例えばマウスカーソルを画像に重ねると絵柄が変化するといったような、動的な(動きのある)Webページが作成できる。ダイナミックHTMLはHTML 4.0とCSS、JavaScript、VBScriptといったクライアント(Webブラウザ)側で処理されるスクリプト言語(クライアントサイドスクリプト言語)を中心に構成され、Microsoft社のWebブラウザ「Internet Explorer 4.0」とNetscape Communications社のWebブラウザ「Netscape Navigator 4.0」にはじめて搭載された。しかし、両ブラウザの仕様は、それぞれが独自にHTMLを拡張し、自社のWebブラウザに組み込んだのが始まりであったため、互換性がない部分も存在する。そこでWeb技術の標準化団体「W3C(World Wide Web Consortium)」が策定を行い、標準仕様としてまとめられたのが「DOM(Document Object Model)」である。DOMは現在Level 1からLevel 3まで勧告されており、HTML文書を扱う「HTML」やXML文書を扱う「Core」、スタイルシートに関する「Style」などのモジュールに分かれている。

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カテゴリ: WEB担当者様向けコーダー様向け

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