スワイプ

マルチタッチ操作において、画面に触れたままの状態で指を特定の方向へ滑らせる操作のこと。「swipe(スワイプ)」には「大振りの強打、横振り、拭い取る」といった意味がある。スワイプの操作に用いる指の数や対応する動作は、機器や設定などによって異なるが、画面のスクロールや切り替え、ページの前後移動などに利用されていることが多い。なお、画面に触れたままの状態で指を滑らせる動作として他に「ドラッグ(drag)」や「フリック(flick)」があるが、触れる個所を特定しないのがスワイプ、アイコンなどの対象物を掴んで別の場所へ移動させるのがドラッグ、短い距離を弾くように動かすのがフリックといった違いがある。スマートフォンやタブレット端末などにおいて、ディスプレイに直接指で触れることで操作を行う操作のことを「マルチタッチ操作」、そのような操作が可能なディスプレイのことを「マルチタッチディスプレイ」と呼ぶ。これまでもWindows mobile端末などで、ペン型の入力装置(スタイラス)を使ってディスプレイにタッチする「タッチパネル方式」の端末が存在したが、近年の携帯端末において主流となっている「マルチタッチ方式」は、“同時に複数の箇所に接れることで複雑な操作を可能とする”という点が、従来の1ヵ所だけのタッチによる操作(シングルタッチ方式)のものとは決定的に異なる。「マルチタッチ方式」では2本以上の指を用いて操作することができ、タッチ操作の組み合わせによって、より多様で複雑な操作を可能とするのである。例えば、従来は複数回の操作手順が必要だった拡大や縮小などの操作も、1回の操作で実行できるようになり、画面の移動やページの遷移などもより直感的で素早い操作が可能となった。「マルチタッチディスプレイ」はAppleが2007年6月に発売したスマートフォン「iPhone」に採用したことで大きく注目され、現在ではAndroid端末やWindows Phoneなど、各社の携帯端末で採用されている。タッチパネルの方式(原理)には、抵抗膜方式や超音波表面弾性波方式、赤外線走査方式、電磁誘導方式、静電容量方式(表面型と投影型)など様々あるが、スマートフォンなどのマルチタッチを実現しているのは、これらのうち「静電容量方式(投影型)」と呼ばれるものである。静電容量センサー上のガラス(ディスプレイ)と指先の間の静電容量を検知し、タッチした場所の距離や時間を計算しながら滑らかなタッチ操作を実現することができる。その中でも投影型は、1つのICで膨大な量の演算を行うことで多点検出(マルチタッチ)を実現している。

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カテゴリ: WEB担当者様向けスマートフォンユーザー向け

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