PDA

「Personal Digital Assistant(またはPersonal Data Assistance)」の略で、スケジュールや住所録、メモなどの情報を記録できる小型の情報機器(モバイル端末)のこと。携帯情報端末とも呼ばれる。「PDA」の名称は、世界初のPDAと言われている「アップル・ニュートン(Apple Newton)」の開発を推進した当時のアップルコンピュータCEOジョン・スカリーによる造語であるとされている。スケジュール管理機能や住所録といったPIM(Personal Information Management、個人情報管理)機能をはじめ、メモ帳、電子辞書、電卓、カメラ機能などを備え、インターネットに接続することもでき、メールの利用やウェブサイトの閲覧も可能。ただし、通話機能は通常備えていない。電子手帳と似た機能を備えているが、PDAはソフトウェアのインストールやカスタマイズが可能であり、電子手帳よりもより自由に使えるという点で異なる。多くの製品が手のひらサイズで、液晶画面に情報を表示する。初期の製品にはモノクロ液晶のものもあった。液晶画面はタッチパネルになっており、ペン型の入力装置(スタイラスペン)で画面にタッチして操作を行う。ハードウェアキーボードを備えた製品もある。電源には多くの製品は充電式の内蔵バッテリーを備えているが、一部乾電池を用いるものもある。多くのPDAはパソコンとのデータ連携機能を持ち、ビジネスシーンでの利用をサポートしている。シリアル接続やUSB接続、IrDA接続等によりパソコンと接続し、専用アプリケーションと同期させることができる。BluetoothやWi-Fi、無線LANなどを通じてPDA同士の通信も可能である。2000年代に入ると、インターネットへの接続、静止画や動画の閲覧再生、GPS機能といった多くの機能を実装したマルチメディア端末と呼べるものになった。日本では1993年からシャープが発売していた「Zaurusシリーズ」が有名。海外ではアメリカPalm社の「Palmシリーズ」が広く普及した。一時期は拡大が見込まれていたPDA市場であったが、一般の消費者にあまり浸透しなかったことや、携帯電話の高機能化、スマートフォンやタブレット端末の誕生によって需要が停滞している。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリ: スマートフォンユーザー向け

関連キーワード・合わせて読みたいコンテンツ

Amazon書籍

関連書籍が見つかりませんでした。

PickUpWord

APN

「Access Point Name」の略で、携帯電話やスマートフォンなどの携帯端末において、パケット通信などを行うときの接続先名称のこと。パソコンでインターネットに接続する際のプロバイダの設..

more

人気のキーワード

用語履歴一覧

閉じる

↑このページの上部へ