ICCID

「Integrated Circuit Card ID(IC Card ID)」の略で、SIM(USIM、UIM)カードに付与された固有の番号のこと。端末識別番号である「IMEI(International Mobile Equipment Identifier)」、契約識別番号である「IMSI(International Mobile Subscriber Identity)」などと共に、携帯端末の利用者を識別する情報として使われている。最大19桁で、1〜2桁目は産業識別(電気通信は「89」)、3〜4桁目は国番号(日本は「81」)、日本の場合、5〜7桁目は事業者番号(イー・モバイルは「000」、NTTドコモは「100」、ソフトバンクは「200」、auは「300」)、8〜18桁目はカード番号(ユーザ固有の番号)、19桁目はチェックデジットを表している。ICCIDが付与されているSIMカードとは、携帯電話会社が発行する契約者情報が記録されているICカードのことで、第2世代(2G)携帯電話であるGSM(Global System for Mobile communications)方式で使用されている。携帯電話やスマートフォンに直接差し込んで使用することで、利用者の識別に利用されている。SIMカード端末はSIMカードを挿入しないと電話機として使用することができない。また、一つのSIMカードを差し替えて使うことで、複数の携帯電話やスマートフォンを同じ契約者扱いで利用したり、一つの電話機で複数の電話番号を使用したりすることができる。このSIMカードをベースに機能拡張がはかられ、契約者情報だけでなく電話帳などの情報や、クレジット決済用の個人識別情報などを暗号化して登録することも可能となったものがUSIMカードである。第3世代(3G)携帯電話のW-CDMA (UMTS) 方式の端末に使用される。日本国内のUSIMカードには、NTTドコモのFOMAカードやソフトバンクモバイルのSoftBank 3G USIMカード、イーモバイルのEM chipなどがある。なお、NTTドコモのFOMAカードは、独自の機能拡張が施されているためにUSIMカードとは区別して、「UIM(user identity module)カード」という規格としている。また、auのCDMA 1X WINに使用されるau ICカードは、第3世代(3G)携帯電話のもうひとつの通信方式であるCDMA2000方式を採用しているため、USIMカードとは区別して「R-UIM(Removable-User Identity Module)カード」と呼ばれている。これらの第3世代(3G)携帯電話用のカードも、第2世代(2G)のものと特に区別せず単にSIMカードと呼ばれることもある。

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カテゴリ: スマートフォンユーザー向け

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