FWA

Fixed Wireless Accessの略で、ユーザーとインターネット通信事業者間を繋ぐ加入者回線を無線で接続するデータ通信システムのこと。「加入者系無線アクセスシステム」や「固定無線アクセス」、「ワイヤレス・アクセス・システム」、「WLL(Wireless Local Loop)」とよばれることもあるが、ITU-R(国際電気通信連合無線通信部門)においては、名称をFWAに統一している。FWAは、一般には準ミリ波やセンチ波(SHF)、ミリ波(EHF)などとよばれる22GHz帯、26GHz帯、38GHz帯の3つの周波数帯を使用するものを指す。また、大別すると伝送距離が最大約4km、通信速度が最大約156Mbpsで1対1の通信に使う「P-P(point-to-point)方式」と、半径約1km以内の範囲において複数のユーザーで10Mbps程度の回線を共有する「P-MP(point-to-multipoint)方式」の2方式に分けられる。基地局とユーザー間を繋ぐラストワンマイルの無線インフラとして利用され、光ファイバーやADSLのように有線ではなく、各家庭から無線を利用してインターネットを利用する。そのため、有線では敷設できないような地域でもインターネットを利用することができるようになる。また、無線を利用するためNTTの市内回線網に依存することもなく、ケーブル敷設にかかるコストが削減される。中には、有線によるデータ通信サービスの数分の1から数十分の1の低価格を実現できるものもあるといわれている。PHS-FWAは、1.9GHz帯無線アクセスともよばれ、見通しの良い環境であれば5km程度の伝送距離が期待できる。FWA専用の周波数帯を用いた場合はほかの無線との干渉(混信)が起こらないため通信の品質が安定するが、2.4GHz帯などほかの無線と共用の周波数帯を用いた場合は、安定した通信品質を得ることが難しいとされている。日本ではNTT東日本のBフレッツにFWAのメニューがあるほか、NTTコミュニケーションズの「Arcstarエアアクセス」、ソニーの「bit-drive」などがある。

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カテゴリ: スマートフォンユーザー向け

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