4G

第4世代の携帯電話通信方式のこと。「4G」の「G」は「世代」を表す「Generation」の略であり、4Gは「4th Generation」を略している。「Beyond 3G(B3G)」や「Beyond IMT」などともよばれる。80年代のアナログ方式のものを第1世代(1G)、日本のPDCや欧州のGSMなど90年代のデジタル方式のものを第2世代(2G)、国際電気通信連合 (International Telecommunication Union、ITU) が2000年の規格制定を目標に標準化を進めていた次世代携帯電話通信方式の規格「IMT-2000(International Mobile Telecommunication 2000)」 に準拠した通信方式のことを第3世代(3G)としたうえで、ITUが2012年に勧告承認を目指していた「IMT-Advanced」規格に準拠する通信方式のことを第4世代(4G)とよんでいる。ただし、厳密に4Gとよべる通信規格は、IMT-Advancedの基準を満たしているLTE(Long Term Evolution)の後継規格LTE Advancedと、WiMAXの後継規格WiMAX2だけである。LTE規格を標準化している「3GPP(Third Generation Partnership Projectz)」が、LTE規格の第10版(Release10)、そして11版以降として準備している規格がLTE Advancedである。なお、もう一方のWiMAX2(IEEE 802.16m)は、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)がモバイルWiMAXの発展規格として標準化を行っている。4Gの携帯電話は、実効速度で50Mbps~1Gbps程度と、FTTH(光ファイバー)並みの通信速度が目標である。日本国内では、2011年1月にNTTドコモがLTE Advancedの実験用予備免許を取得しており、1.5GHz帯(band21)を利用して2016年以降の商用サービス開始が予定されている。また、UQ WiMAXを提供しているUQコミュニケーションズが2011年にWiMAX2のフィールドテストを実施しており、2013年のサービス開始を目指して開発中である。まだ4Gが実用化されていない現在は、3Gをさらに高速化させた3.5GとよばれるHSDPAやCDMA2000 1xEV-DO MC-Rev.Aや、3.9GとよばれるLTEなどが実用化され、3Gと3.5G、3.9Gが混在している状況である(2012年5月現在)。

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