iPad

Apple社が開発・販売しているタブレット型PCのこと。発売前から大きな話題をよび、それまでになかった「タブレットPC」または「スレートPC」という新しい携帯端末のジャンルを築いた。薄い板状で前面のほとんどがタッチパネル液晶というiPhoneを大きくしたようなデザインだが、電話としての通話機能は備えていない。ただし、Skypeなどを利用しての通話は可能である。無線LAN(Wi-Fi)のみに対応した「Wi-Fiモデル」と、Wi-Fiと携帯電話事業者が提供する携帯電話通信網によるデータ通信に対応した「Wi-Fi+Cellularモデル(新しいiPadにおけるモデル名であり、初代iPadとiPad 2ではWi-Fi+3Gモデル)」の2種類のモデルがある。日本の携帯電話事業者では、ソフトバンクのみが取り扱っている(2012年5月現在)。9.7インチの大画面タッチパネルと最長約10時間という長いバッテリー寿命で、外出先でもWebサイトの閲覧や電子メール、音楽や動画の再生、電子書籍などが見やすい画面で利用することができる。また、iPhoneやiPod touchと同様に、何十万という豊富なアプリケーションの利用も可能である。発売後の人気と需要の高さから、NTTドコモのOptimus PadやauのXoom、ソフトバンクのStreakなど、日本の携帯会社各社でも同様の新製品が発売されている。Apple A4プロセッサを搭載した初代のiPadは2010年4月に米国で、同年5月に日本を含む世界各国で発売された。このとき用意されたモデルはWi-Fiのみ対応のWi-FiモデルとUMTS(W-CDMA)とGSMに対応したWi-Fi+3Gモデルの2種類、内蔵フラッシュメモリの容量は16GB、32GB、64GBの3種類から選ぶことができた。2011年3月にはiPad 2が日本を除く世界各国で発売。日本では東北地方太平洋沖地震の影響から延期され、同年4月の発売となっている。2世代目にあたるiPad 2はApple A5プロセッサを搭載し、Wi-FiモデルとUMTS(W-CDMA)とGSMに対応したWi-Fi+3G(GSM)モデルのほかにCDMA2000 EV-DO Rev. Aに対応したWi-Fi+3G(CDMA)モデルが追加された。3世代目のiPadはiPad 3ではなく「新しいiPad」とよばれ、Apple A5Xプロセッサを搭載し、Wi-FiモデルとLTEにも対応したWi-Fi+Cellularモデルが用意された。iPad2、新しいiPadともに、内蔵フラッシュメモリの容量は初代モデルと同様の16GB、32GB、64GBの3種類である。

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